「ボートレースで予想する時に向かい風が~とか追い風が~とは話してるけど、風ってそんなにレースに影響あるの?」
というボートレース初心者のあなたに風がレースに及ぼす影響について簡単に解説していきます。
舟券予想は風の影響で変わるのかを解説
ボートレースは風の影響を受けやすい水上の競技なので、風に関する情報は非常によく舟券予想に反映されます。
今回は、風向きと風の強さについて解説していきます。
基本的に有利なのは1コースに入る1号艇
基本的にボートレースにおいて1番有利なのは、1コースに入る1号艇です。
これは単純に最初のターンマークを他の艇より先に回ることができるからです。
あと、2番手以降の選手は先に走ってできる引き波の上を走ることになるので不利になります。
風向きによって変わる1号艇の有利
ボートレースの結果は、ほとんどがスタートと1マークのターンで決まります。ホームストレートでの風向きによってスタートから1マークのターンの展開が大きく左右されます。
追い風の場合
追い風の場合、助走が短いスロー勢(①、②、③コース)が追い風によってスピードに乗れるので、1号艇の有利は変わらない。
向かい風の場合
向かい風の場合、助走が短いスロー勢(①、②、③コース)はいつもよりスピードを出すことができず1号艇は不利になります。
助走距離の長いダッシュ勢(④、⑤、⑥コース)は向かい風であってもスピードに乗れるので問題なくスタートできます。
風の強さは風向きより重要
風向きによってレース結果に影響があることは説明してきましたが、実際少しの風速なら結果にあまり関係ないこともわかっております。
では、どのくらいの風速ならレース結果に影響するのかというと、
風速4m以上だと、さきほどの風向きの影響を考慮するといいでしょう。
最近のモーターは性能が全体的に上がっていて少しの風ではレース結果に影響しないことが多いです。
風による影響がよく分かるレース結果を見てみよう
2016年11月28日から平和島で行われたレース「スポニチゴールデンカップほぼオール女子戦」にて、風による影響がモロに結果に反映したので紹介します。
初日:強い向かい風で逃げが決まったのがたったの1回
レースの初日は、風速約4~10mの向かい風が吹いて、逃げが1回しか決まりませんでした。
向かい風による影響で助走が短いスロー勢を不利にした結果がでました。
3日目:風が収まりイン逃げが増えてきた
この日は風も収まり、1号艇の2連対が9回とインの強さを取り戻してきました。
4日目:追い風にてイン主導のレースに変化
4日目は追い風で1号艇が7勝してインが強い展開となりました。
追い風により助走の短いスロー勢を有利にする結果がでました。
まとめ
今回は、舟券予想は風の影響で変わるのかを説明してきました。
ポイントを以下にまとめます。
- 追い風ではスロー勢が有利
- 向かい風ではダッシュ勢が有利
- 風速4m以上の時だけ考慮するべき